• 中島未来

どんな世界感も生きられる


この間、仕事で一人の男性と知り合いました。

2時間程度の時間、お互いの仕事、世界観、人生観などについて話をさせてもらったのだけど、なんとも気づきの多い、凝縮された時間でした。

関西出身のデザイナーであり、家庭を持ち、同年代でありながら徹夜徹夜も辞さない環境での仕事だそうで、ここ最近自分でデザインした家を建て、奥さんと二人、なかなかの額のローンを持っています。

まず気づいたのは、お互いの過去の話の中では意気投合する部分も多かったり、感覚も共鳴する。

でも、ある時期を過ぎてから現在に至る話の中で、お互いがはっきりと”別の世界”を違う世界観を持って生きていることに気づきました。

明らかに違う感覚で言えば、「自分を取り巻く世界を変えられると思っているのか思っていないのか」、

「世界は目に視覚的、感触的な部分だけが現実だと思っているのか」、「世界はリアルに見えるものだけで構成されているのではないと思っているのかどうか」。

人生のある時点で、私とこの一人の男性は、分岐点で違う世界に選び、進んでいるということなのです。

どちらの世界が良い悪い、正しい、間違っているということではなく。

ただもう、全く違う世界。

私なりにこれがパラレルワールドだと理解しています。

(量子力学的ニュアンスはちょっと違うとは思うけれど)

同じ年代の人間が、家を出て、会社に向かい、1日を過ごして帰宅する、

その「同じように見える道程」が、実は全く違う場所で過ごしているということ。

例えれば、沢山のフロアがあるデパートメントストアの違う階で、それぞれが生きている。

時にお互いの階を行き来するエスカレーターやエレベーターで出会い、すれ違うことはあっても、

求め、信じ、実際に自分というものを置いている場所は、違うということなのです。

全てがガラスで出来ている透明な建物の中にいるから、お互