• 中島未来

あなたは「本当にそれでいいのですか?」


何か新しいことを始められる、

重い腰をあげて、やりたくなかったことをちょっとやってみようと思う、

嫌だと感じていることに向き合ってみる。

これが出来る時って、実はとてもすごいことなのです。

人の心がどっぷりと深くまで落ちてしまっている時、

実は積極的な行動を取ることは出来ません。

その人を愛する周りの人は、やきもきして、心配で、

色々な言葉をかけてみたり、働きかけをするものです。

でも、深い暗い、まるで海の底のような場所に心が沈んでいる人に必要なのは、

「頑張って」という言葉でもなく、

ただただ、癒し。何よりもそれだと思います。

何も感じられなくなっていたり、何もしたくない、

そんな時は「怪我をした直後」のようなもの。

深い傷を負っている時、必要なのは自分で動けるようになるまで

そっと回復を待つこと。

その時に必要なものはといえば、柔らかなベッド、暖かな部屋、

優しい人が側にいること。

平成26年に医療機関を受療した日本のうつ病・躁うつ病の総患者数は112万人で、

幸福度はロシア(なぜロシアと比較するのか不明だけど)よりも低い51位。

中国79位、インド122位、最下位は中央アフリカ。

私たちが「幸せであること」の一番大切なこと、それは「心が健康であるか」です。

鬱やその他の精神的疾患と呼ばれるものは、心が「もうこれ以上は耐えられない!」

という状態になって、それが身体に現れて来たもの。

日本は「我慢することを当たり前だと思っているし、美徳化してしまう」という、

メンタル面にフォーカスすると、かなり過酷な状況を強いる傾向があります。

その傾向が、我慢を重ねてオーバーフローしてしまう人を増やしているのです。

思えば、「これはこうである」という概念、思い込み、社会常識と言われているものが

果たしてどれだけあるでしょう?

「大人は大変でも我慢して当たり前だ」「仕事が大変なのは、何も私だけじゃ無い」

「母親はこうあるべきだ」「子育てはこれが一番だ」「お金があれば、ほとんどの